今年一番の寒波が入ってきました。
新居浜もこの週末は雪になりそうです。
冬将軍の到来です。
学園の桜も葉をすべて落とし、寒さに耐えているようです。
そんな中、空を向く桜の蕾を見つけました。
この蕾たちは、厳しい寒さに耐えています。
そして、来春には、きっと満開の花を咲かせてくれるでしょう。
この桜の蕾たちが、学園の子どもたちに重なりました。
学園の子どもたちは、学園という枠の中で生活しながら、自分の課題と向き合い、殻を破ろうと頑張っています。
私は、桜の蕾に春が来るように、子どもたちにもきっと春がやって来るはずです。
その『春』に向けて、子どもたちを支えていきたいと思います。

今日は、コロナで延期になっていた焼き芋をしました。
焼き手は園長先生と私です。
炎と格闘しながら、熾火を作りました。
下準備は鎌倉先生と高等部の男子生徒にやってもらいました。
寝かしていたサツマイモを丁寧に洗い、濡れ新聞紙やアルミホイルで丁寧に包みました。
双方の準備を終えたら、サツマイモを熾火の中に投入‼
20分くらいするといい香りがしてきました。
焼けたかどうか、園長先生に検食をお願いしました。
包みを破き、二つに折ると、黄金色のサツマイモが…。
園長先生の合格を頂いた後、子どもたちにサツマイモを配りました。
寮での昼食で熟成させた秋の味覚を堪能した子どもたちでした。

今日は、防災学習の一環として、新居浜市防災センターを訪問しました。
到着後は、3班に分かれ、119番通報のかけ方や消火器を使った消火体験、煙が充満した部屋からの退避訓練、地震の揺れの体験などを行いました。
南海トラフ大地震の発生が高まっています。
自分の身は自分で守る‼
そして、被災後もお互いが助け合い、生き残る‼
そんな力を身に付けてほしいと思います。

今日は、わかば分教室の授業風景を紹介します。
北川先生の指導の下、スクラッチを使ってプログラミングに取り組みました。
キャラクターに指示を出し、学校を目指すという内容です。
強力な助っ人『ICT支援員の菅さん』に力を貸していただきながら、授業を進めることができました。

先週の木・金と学園にて施設職員の研修会が行われました。
中四国の施設から研修に来られた先生方に和太鼓の演奏を披露しました。

気持ちのこもった演奏を披露しました。
演奏後、研修に参加された先生方全員から温かいメッセージを頂くことができました。
今日の生徒朝礼は「優しさ」について園長先生がお話ししてくださいました。
「優」にはどんな意味がありますか…。優しいとか優れているとか、いろいろな意味がありますね。
ちょっとこの漢字をバラしてみましょう。
「にんべん」に「憂い」と書きます。
「憂い」とは「心配」や「悩み」を意味します。
「心配」や「悩み」に人が寄り添って「優」という漢字が出来上がるのです。
勉強やスポーツを一生懸命にして、周りの人よりも優れることは素敵なことです。
しかし、それ以上に心配している人や悩みを持つ人に寄り添う優しさを持つことは、もっと素敵なことです。
そんな人になっていきましょうね…。
辛い思いをしている人に寄り添えるそんな大人になってほしいし、私もそんな大人でありたいと感じるお話でした。

昨日、高知県の春野運動公園にて四国児童自立支援施設駅伝・マラソン大会が行われました。
えひめ学園の子どもたちは、駅伝の部で見事優勝‼
1区で首位を奪うと、最後まで首位を明け渡すことなく走り切りました。
子どもたちが全力で走る姿、とてもかっこよかったです。
そして、自分のチームはもちろん、他県の選手にもエールをおくるなど、応援の姿も素晴らしかったです。
感動をありがとう‼
大会前日に壮行会が行われました。
その場で豊先生から昨年度の駅伝部キャプテンからのメッセージが伝えられました。
前キャプテンの熱いメッセージが今年のメンバーの気持ちを奮い立たせるのを感じました。
このメッセージがみんなの背中を力強く押したことは、間違いありません。
素敵なメッセージをありがとう‼


これからの時代、パソコンを自由に操る技術は必要不可欠です。
そこで、水曜日の清掃の時間をカットし、その時間にタイピングの練習を行うことにしました。
今日は、その一日目です。
学級担任の先生の指示で、子どもたちはキーボードをたたき始めました。
教室にキーボードをたたく音が響いていました。
『習うより、慣れろ‼』
たくさん触ってタイピングの精度とスピードを上げていこう‼

今日は期末テスト2日目です。
子どもたちが真剣に問題に向きあっています。
いい結果が出るといいですね。
テストは自分の今の立ち位置を知る物差しです。
自分が今どこにいるのか確認し、将来の自分の人生を描いていきましょう。

今日の生徒朝礼は、船木小学校の井川校長先生にお話をしていただきました。
お話のテーマは「ペンギン」。
極寒の地で生きるペンギンたちは、1日に体重の1割近くの食事をするそうです。
生きるためにたくさんの餌を必要としている。
雪と氷に閉ざされた地でも、海の中に入ると豊かな生き物がいる。
そこでペンギンたちは、餌を確保していく。
しかし、そこには、ペンギンを餌にする生き物も住んでいる。
ペンギンは、生きていくために、そんな危険な海にも飛び込まなくてはならない。
一番最初に海に飛び込むペンギンの勇気を称え、そのペンギンをファーストペンギンと呼ぶ。
ペンギンの世界だけではない。
私たちの世界でも最初に何かをするには、勇気がいる。
私たちが今この生活を送っていられるのも、勇気を出して最初の一歩を踏み出した人がいる結果です。
君たちもいずれ社会に出ていく。
学校の学習や学園での生活でしっかりと学び、勇気をもって最初に行動できる人間になってほしい。
応援しています。
