薬物乱用防止教室

2024年1月26日 11時13分

松山法務少年支援センターの小林法務技官さんにお越しいただき、依存症や薬物の危険性についてお話ししていただきました。

依存は意外と身近で、ゲームやSNS、甘いものなど私たちの生活にも依存症になりやすいものはたくさんあります。その中でも、アルコールや煙草に含まれるニコチンは依存性が高く、「ゲートウェイドラッグ」と言われていて体内に異物が入ることに抵抗がなくなり、薬物に手を出しやすくなるそうです。長期間ニコチンやアルコールを摂取すると依存症や認知症などの病気にもなりやすくなること、成長期からの摂取はさらにリスクが高くなることなどを聞き、子どもたちも怖いとつぶやいていました。

話の後半では、依存から抜け出す方法として『楽園ねずみ』の実験を話してくださいました。

薬物に侵されたネズミも多くの健全なネズミとコミュニケーションを取ったり、遊んだりすることによって、薬物依存から抜けられるそうです。人との繋がりや頼れる人や場所を見つけることが薬物などの依存から抜け出すためには、大切なのだと教えていただきました。ここにいる子ども達がたくさんの人と繋がって、周りと関わりながら生きてくれるといいなと思いました。

IMG_0417 IMG_0418 IMG_0419