生徒朝礼
2022年12月19日 09時09分今日は、生徒朝礼についてお伝えします。
お話の担当は、船木小学校の井川校長先生でした。
内容は、極楽と地獄について…。
2枚の絵を見せながら話が始まりました。
極楽にいる人はみんな笑顔でふっくらして健康的に見えます。
それに比べて、地獄にいる人はみんな目をギラギラさせ、痩せこけています。
極楽も地獄も与えられている条件は同じです。
人は縛られていて椅子から動くことができません。
広い机の真ん中に、たくさんの食事が盛られた皿があります。
それを取るために長い箸をみんなが持っています。
地獄を見ると、人々はその長い箸で料理を口に運ぼうとしますが、箸があまりに長すぎて自分の口に入りません。
料理を食べようとするが、食べられないんです。
極楽を見ると、人々はその長い箸で料理をとり、前に座っている人に『どうぞ』といって食べさせています。
料理を相手に食べさせ、相手から料理を食べさせてもらっているんです。
地獄と極楽…何が違うか分かりますね。
それは、『相手を思う気持ち』があるかどうかなんです。
みんな笑って過ごしたいですよね?
学園や分校、そして、ここを出た後、自分も周りも笑顔で過ごすためのヒントがここにあります。
『相手を思う』という花を一人一人の心に咲かせてほしいと思います。